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熱風発生機の通常の制御方法は、送風機が常時運転状態におけるヒータのON/OFFと
なります。
ただし、恒温室等においては長時間比較的低温で運転されるため、ヒータOFFの時間が
長くなることより、同時に送風機も停止させることによって、送風機電力の削減となります。
※以下の仕様をご確認ください。
●室内温度が80℃以下の乾燥目的ではない恒温室で、連続運転、及び熱風循環運転仕様のこと。
●外部センサを使用し、室内の温度にて熱風発生機を管理していること。
《省エネ運転方法》
・TSK−11〜32の場合
@操作パネルのモードキーを押し、温度警報下限設定(ALd)を希望の恒温室温度に設定してください。
A操作パネルのモードキーを押し、温度警報機能設定(ALc)を『0』に設定してください。
B操作パネルのモードキーを押し、温度制御機能設定(Stc)を『5』に設定してください。
C吐出温度設定を@での設定温度+2℃に設定してください。
D出力端子の温度警報4とCOM8を、入力端子のRUN5とGND6へ接続してください。
このとき、入力端子のHTR7とGND8は短絡してください。 →結線例はこちら
・TSK−41〜55の場合
@恒温室内温度管理用自動温度調節計を用意して下さい。
自動温度調節計はSSR駆動逆動作出力、熱電対入力、上下限警報(接点出力)付をご選択ください(詳しくはご相談ください)。
Aご使用の外部センサを用意された自動温度調節計へ入力し、熱風発生機の入力端子A1−A2に吐出口温度センサを再度取り
つけてください。
B用意された自動温度調節計のSSR駆動逆動作出力を熱風発生機の入力端子A4−A5へ、上下限警報をA6−A7へ接続して
ください。
C用意された自動温度調節計の上下限警報は下限絶対値(ホールド無し)を設定してください。
D用意された自動温度調節計の下限警報設定を希望の恒温室温度に設定してください。
E用意された自動温度調節計の温度設定をDでの設定温度+2℃に設定してください。
F熱風発生機の吐出温度を恒温室温度+α(吐出温度リミッタとなるためできるだけ高温)に設定してください。
※TSK−41〜55でオプションにて上下限警報付をご購入になったお客様は、TSK−61〜120の場合をご参照ください。
・TSK−61〜120の場合
@当社に上下限警報のホールドを解除する方法をご確認ください。
A搭載された自動温度調節計の設定を希望の恒温室温度+2℃に設定してください。
B搭載された自動温度調節計の温度警報に『2』を設定してください。
C出力端子の温度警報B7とB6を、入力端子のA6とA7へ接続してください。
このとき、入力端子のA8とA9は短絡してください。 →結線例はこちら
★ご注意いただくこと
・送風機が頻繁な運転停止(秒単位)をおこなう場合は、内部回路の接点不良等の故障率が高くなりますので、ご相談ください。
・運転停止の間隔によっては熱風発生機の吐出温度が高くなる可能性がありますので、配管の耐熱等にご注意願います。
・誤配線等を防止するため、実施前にご相談いただくことをおすすめします。
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